あおもり・弘前市でPFIで赤レンガ倉庫を芸術文化施設に再生!

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弘前市でPFIで赤レンガ倉庫を芸術文化施設に再生!

青森県弘前市は、「吉野町煉瓦倉庫」(旧吉井酒造煉瓦倉庫、既存部分建設時期:1923年ごろ)を芸術文化施設としてリニューアルするプロジェクト「吉野町緑地周辺整備事業」について、優先交渉権者をスターツグループに決定した。3月28日に発表した。

煉瓦倉庫を文化芸術施設とカフェに模様替えする(資料:スターツコーポレーション)

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施設配置図(資料提供:弘前市)

吉野町煉瓦倉庫はこれまでに3回、同市出身の現代美術家・奈良美智氏が展覧会を開催するなど市内外において知名度が高い赤レンガの建物だ

弘前市は、中心市街地の交流人口増加や回遊性を向上するため、JR弘前駅と弘前公園の中間地点にある赤レンガの倉庫(敷地面積約5313m2)と、隣接する土淵川吉野町緑地(6226m2)を、RO(改修・運営)方式のPFIで再生する民間事業者を募集していた。

スターツグループの提案コンセプトは「アート県 青森!そして“世界の弘前へ”―赤煉瓦倉庫の魅力を未来へ繋ぐクリエイティブハブ―」

先進的な国内外のアートを紹介し、現代の科学技術やデザインの発展を若い世代と共有する場所づくりを目的とする。設計にはエストニア国立博物館を手掛けて話題の建築家、田根剛氏が参加。また、美術館総合アドバイザーには森美術館館長を務める南條史生氏を起用する。そのほか、独立採算の付帯事業として、ミュージアムカフェとショップおよびシードル工房を提案している。

PFIの事業期間は契約締結から2035年3月31日まで

2020年度開業を予定する。募集時のサービス購入料の上限額は、施設整備などが25億2900万円、運営費、維持管理費などが開業から15年間で16億8100万円(いずれも税込)。スターツグループの提案価格は41億9974万2854円だった。付帯事業は、市との間に事業用定期借地権契約(15年から50年の間)を結び実施する。

吉野町煉瓦倉庫は、A、B、C棟3で構成

延べ面積は合わせて3933m2。このうち、A、B棟は展示室やスタジオ、美術館を併設する文化施設として整備。C棟には「シードルカフェ」(ミュージアムカフェとショップ、シードル工房)を、倉庫の外観を生かしながら整備・開設する計画だ。年間入館者数は6万7000人を見込んでいる。弘前市役所都市環境部吉野町緑地整備推進室は「施設完成をにぎわいを生む起爆剤にしたい。世界につながる新進気鋭のアーティストともつながりを築き、子どもたちに世界的な芸術に触れるきっかけをつくることで、夢を育む場になってほしい」と期待を口にした。

スターツグループは、代表企業がスターツコーポレーション、構成企業が大林組東北支店、スターツCAM、南建設、NTTファシリティーズ、西村組、エヌ・アンド・エー、スターツファシリティサービス。NTTファシリティーズ東北が協力企業として参加している。

出典:日経bp
多目的コンテンツがいっぱいで楽しそうな場所になるでしょう。アートを意識した赤煉瓦の建物はいいですね。写真をとりたくなる文化的なエリアにもなりそうですね。またここから新しいコンテンツの発信が期待されると思います。楽しく過ごせる場所になり全国に知れ渡るのも時間のもんだいですね。とにかくはやく完成オープンが楽しみです。
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