青森「陸奥湾イルカ」間近でウオッチ2017!

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青森「陸奥湾イルカ」間近でウオッチ2017!

青森大・清川教授、回遊情報をネットで公開=青森

陸奥湾にイルカが回遊する季節がやってきた。野生のイルカをひと目見ようと青森大の清川繁人教授(ゲノム解析)の生態調査に同行した。陸奥湾を航行する定期フェリーからはこれまでもイルカを見ることはできたが、地元住民や漁師以外にはあまり知られていなかった。

 「津軽海峡フェリー」とすれ違うイルカの群れ=陸奥湾で

先月下旬、外ケ浜町蟹田から漁船に乗り込んで約30分、早くもイルカの群れが見えた。3頭が船の真横でジャンプしたかと思うと、海に潜り、今度は前方で跳ねた。体長約2メートル。背びれの内側が白いカマイルカだ。次々と船の近くに現れ、まるで「遊ぼう」と誘っているかのようだ。


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約5キロ先に三角形をした青森市の県観光物産館アスパムが見える。「都市の近くでこんなに頻繁にイルカの群れがやって来るところは、世界でも珍しい」と清川教授。約3時間の調査で目撃したイルカは100頭近い。同船した同大1年生は「こんなに近くで見ることができるなんて」と感激していた。

翌日は青森市の浅虫温泉に近い平内町の土屋漁港から出航。約20分でイルカの群れに遭遇した。夕日を背にあちこちで活発に跳びはねるのが見えた。ちょうど、青森から北海道函館市へと向かう「津軽海峡フェリー」が通りかかった。イルカのイラストが描かれた船体の前で気持ちよさそうに泳ぐイルカもいた。

津軽湾のカマイルカたち

4月下旬から6月下旬、陸奥湾にやって来るのは大半がカマイルカだ。八甲田の山々からの栄養豊富な雪解け水と日本海からの暖流がぶつかる湾内では、プランクトンがたくさん発生し、産卵のためにイワシが集まる。カマイルカは餌のイワシを追って主に日本海からやって来る。

カマイルカの生態や回遊ルート

小型で動きが素早いため、生態や回遊ルートに不明な点が多かったが、清川教授のこれまでの調査で、夕方になるにつれて岸辺に近づいてくることが分かった。清川教授は昨年、インターネットのサイト(http://www.dolphin.aomori.jp)などで回遊情報の公開も始めた。

あおもりでは野生のイルカを観光資源として活用

■県内では最近、野生のイルカを観光資源として活用する動きが盛んになっている。むつ市は先月、観光遊覧船を利用したイルカウオッチングを始めた。脇野沢港発着で、今月18日まで運航する。

■また、脇野沢と蟹田を結ぶ「むつ湾フェリー」は「イルカいないかキャンペーン」(30日まで)を実施中。船上からイルカを観察できた場合には乗客全員に記念品をプレゼントする。

清川教授は「陸奥湾のイルカは青森の宝。もっと多くの人に知ってもらうことで、地域活性化につなげられれば」と話している。

出典:毎日新聞

「イルカウォッチング」を観光に取り込もうと県ではイルカに関係するイベント企画を始めております。昔は青函連絡船で「青森ー函館」を横断しておりました。当時から運が良ければイルカの大群に巡り合えると知っている人は多かった。で、実際はイルカをみることが簡単にでききました。時期と運が重なれば見れるという口コミが広がっていました。

これを青森の観光資源に結びつける企画は新鮮でいいですね。日本全体、海外のお客様」は、まだ知らない人が多いと思います。「イルカ」をメインに観光の主役としてどんどん発信していただき。青森全体の魅力にまた一つ加わったことで、青函の旅行者にも見ていただきたい思いです。

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