【青森・六戸町編】 「日本の“おいしい”を探せ」!!!

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「日本の“おいしい”を探せ!」(連載1)エディターのこぼれ話【青森・六戸町編】

グルメハンター=「ローカルフードハンターYUMMY」の地方”銘物”狙い撃ち!

青森県六戸町は、東北新幹線・北海道新幹線の青森シャモロックから車で20~30分ほど、三沢空港からも車で約15分というアクセスの良さでありながらも、田畑が広がるのどかな農業地帯。さて、今回はどんな食材に出会えるのでしょうか?

「日本の“おいしい”を探せ!」連載 エディターのこぼれ話【青森・六戸町編】

山桜の自然公園として知られる、舘野公園内のさつき沼。地元の人たちに愛されているスポット。

青森の銘柄地鶏といえば、「青森シャモロック」。父親は軍鶏を改良した「横斑シャモ」、母親はプリマスロックを改良した鶏を掛け合わせています。

通常のブロイラーの鶏よりも倍近く長い期間、平飼いで飼育されており、グルタミン酸、イノシン酸などの旨み成分の含有量が多いため、最高のだしがとれます。

カメラマンのMさんが青森シャモロックを白い紙背景で撮影に挑みますが(かなり無謀)、モデルの鶏は当然ながらじっとしていません。胸を張り、尻尾もピンと空に向かって立っているのが正しい姿勢。生産者やMさんがコッコッコッと鳴き真似をしたりして、やっとの事、精悍な姿を抑えることができました(ホッ)。

「日本の“おいしい”を探せ!」連載 エディターのこぼれ話【青森・六戸町編】

写真左:威厳すら感じられる青森シャモロック。長く飼育させることで旨みが強くなる。 写真右上:水無月の「シャモロック御膳」(¥2,160税込)。いろんな調理法が食べられてお得。 

写真右下:「青森シャモロック ザ・プレミアム#6」のささみの刺身(時価。要予約)

町内の料理屋「水無月」で「シャモロック御膳」を注文。鍋、釜飯、酢のもの、焼きものにシャモロックが使われており、鍋、釜飯のだしの濃厚さ、ジューシーな塩焼きの弾力にびっくり! 

通常よりも20~30日、飼育期間を延長した注目のニューフェイス、「青森シャモロック ザ・プレミアム#6」のささみの部分をお刺身でいただきますが、身がやわらかくて甘く、いくらでも食べられちゃいます。

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写真左:「おいらせ清流野菜シリーズ」。右から長いも焼酎、にんにく焼酎、ごぼう焼酎(720ml ¥1,751 問い合わせ先/おいらせ農業協同組合 tel. 0176-55-3030) 写真右上:ごぼうの茎は1メートルほどの高さのものも。無理をいって生産者にごぼうを抜いてもらった。 

写真右下:地元の野菜を使ったアイスクリーム(各¥200~ 税込 問い合わせ先/道の駅ろくのへ tel. 0176-55-4134)。

六戸町はごぼう、にんじん、大根、長いもなど、おいしい根菜類が採れることでも有名で、特にごぼうは隣の三沢市と合わせて日本一の収穫地。「まだ、食べごろではないんだけどね」とごぼうを掘って見せてくれたお母さん。8月下旬が収穫期で、もっと太く、長く育つそう。

驚いたのは名産のにんにく、ごぼう、長いもを使った焼酎やアイスクリームがあること! 想像に反して、ごぼう焼酎がおいしい! ちゃんとごぼうの香り、味わいがありつつ上品な口当たりで、ごぼうチップスと合わせて飲んだらパーフェクトなんじゃないだろうか。

六戸町のみなさん、ぜひ、八戸駅でセットで売ってくださいませ。新幹線の旅が楽しくなりますから!

写真左:手前から「生にんにくの素揚げ」「行者菜のおひたしと冷奴」「行者菜の天ぷら」(すべて幸寿し。値段は時価)。 写真右上:笑顔がステキな大玉にんにく生産者の新山寿さん。 写真右下:にんにくを乾かしているところ。▼

「日本の“おいしい”を探せ!」連載 エディターのこぼれ話【青森・六戸町編】

そしてもうひとつの六戸町の名物、「大玉にんにく」。こぶし大の大きさで、味も良い! 生産者の新山寿さんを訪ね、にんにくを乾かしているところを見せてもらう。

20日間の間、35℃から徐々に温度を下げて、水分を飛ばすのだそうだ。そうすることで、日持ちも良くなるし、糖度も上がるのだとか。

「幸寿し」で生にんにく(6~7月に収穫されたばかりのにんにくでしか食べられない)を素揚げにしてもらった。ホクホクしつつも身がしっかり。

行者にんにくとニラを交配させた県内では六戸町でしか生産されていない野菜「行者菜」の天ぷらや冷奴も美味。寿司店だけど、積極的に地元の野菜や青森シャモロックを使ったメニューを増やしているのだとか。



 ★★★★★
>次のページでは、 有名フレンチやイタリアンのシェフが敬愛してやまないハーブ園も登場!

写真左:ハーブ愛にあふれる学者肌の生産者、大西正雄さん。 写真右上:ナスタチウム。葉だけでなく、花も食べられる。 写真右下:ナスタチウムの実はわさび代わりにも使用でき、ピリッとした辛さがさわやか。▼

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写真左:「イチゴ煮」。磯の香りが鼻腔をくすぐる。 写真右上:先付けの海の幸「七子八珍」。フジツボは下の段中央。 写真右下:「ショーレストラン みちのく祭りや」のショータイム。青森のお祭りのダイジェスト版! 舞台最後に観客が一緒に踊ることもできる。▼「日本の“おいしい”を探せ!」連載 エディターのこぼれ話【青森・六戸町編】

最後にこちらはオマケ。私が「フジツボ、もっと食べたい~!」とあまりにも騒いでいたので、六戸町の役場の方が連れていってくれたのが、八戸駅から車で5分ほどの「八食センター」。魚介類を扱う魚屋や飲食店がずらりと並ぶ市場。ここ、めちゃくちゃおすすめ。海鮮類を焼いてくれるコーナーや、店頭でウニの殻を割ってくれて食べることも可能。ここでいろいろ買って宅急便で送れば、次の日にはおいしい魚介類が家に届くという手軽さ(私はホヤにフジツボ、ウニ、スルメイカ、八戸前沖サバの一夜干しを購入しました)がうれしい。▼

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 水無月

  六戸町大字犬落瀬字後田32-4tel. 0176-55-4074営業時間/11:30

~14:00、16:00~22:30定休日/日

  1. 六戸町大字犬落瀬字後田48-3
    tel. 0176-55-3545
    営業時間/11:00~23:00
    無休
     

    星野リゾート 青森屋

  2. 三沢市字古間木山56
    tel. 星野リゾート予約センター0570-073-022
    1泊2食 ¥15,500(税込)~
    http://noresoreaomoriya.jp
  3.  
    八食センター

    八戸市河原木字神才22-2
    tel. 0178-28-9311
    営業時間/9:00~18:00(味横丁19:00、厨スタジアム21:00)
    無休
    http://www.849net.com

出典:


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