熊撃退用!?「クマも逃げる」激辛トウガラシの特製液を開発!

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トウガラシ「激辛ジョロキア」を使い熊を近づけない特製液「熊にげる」を開発した。

登山や山菜採りで入山する人たちには朗報です。

青森県中泊町で木炭入りの堆肥を製造・販売している「ツリーワーク」が、インド原産で、世界トップレベルの辛さを誇るトウガラシとして有名なジョロキアを使い、野生動物を近づけない特製液「熊にげる」を開発した。畑などで試してみたところ、特にクマなどに効果があることが明らかになった。社長の佐々木嘉幸さん(80)は「山菜採りの人が被害に遭わないように役立てば」と張り切り、威力アップに取り組んでいる。

ペットボトル入りの「熊にげる」(左)と、液体を布に染みこませた携帯サイズの商品

ペットボトル入りの「熊にげる」(左)と、液体を布に染みこませた携帯サイズの商品

倉庫の中で乾燥途中のジョロキアを手にする佐々木さん

倉庫の中で乾燥途中のジョロキアを手にする佐々木さん

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 熊にげるは、ジョロキアの乾燥粉末をエタノールに1~2週間つけ込んで抽出した辛さ成分のカプサイシンと、木酢液を約70倍に濃縮したものとを混ぜて作る。穴を開けたペットボトルに入れたり、布に染み込ませたものを畑などに置いておくと、野生動物が刺激臭に危険を感じて近づかなくなるという。

 同社が熊にげるを開発したのは、木炭作りの過程でできる木酢液を有効利用できないかと考えたのがきっかけ。木酢液研究の第一人者、東京大学の谷田貝光克名誉教授に相談したところ、インドでジョロキアと木酢液を混ぜたゾウの忌避剤があると教えてもらった。

 自分たちでもできると考えた佐々木さんは、2017年度に地域総合整備財団(ふるさと財団)の支援事業に応募し、採択を受けて製品化した。既に同町の農産物加工販売施設「ピュア」などで販売している。

 県内外で行った実証実験では、谷田貝教授や自治体の指導を受けながら、野生動物が出没する畑や道路に約2カ月~半年間、熊にげる入りのペットボトルや監視カメラを設置。カメラの映像から動物の出没回数を調べ、クマやアライグマなどに一層効果があることが分かった。

 熊にげるを10リットル作るためには1キロのジョロキアが必要だが、輸入すると1キロ3万円以上かかる。そのため、同社は2018年の春から町内などでハウス栽培を始めた。インドとの気候の違いでうまく育たないこともあり、原材料の安定確保が課題になっている。

 佐々木さんは「登山や山菜採りで入山する人たちの被害を防ぎたい。より多くの野生動物に有効な忌避剤を作るため、カプサイシンの混合率を調整して改良を進めたい」と話した。

出典:Web東奥

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