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「和のあかり×百段階段」展が東京都内の結婚式場・目黒雅叙園にて7月3日より開催中。
本県の若手ねぶた師4人が合同制作した作品などを展示する「和のあかり×百段階段」展が3日、都内の結婚式場・目黒雅叙園で始まった。
青森ねぶたが飾られているのは、都の指定有形文化財である「百段階段」7部屋の中でも特に豪華絢爛(けんらん)な「漁樵(ぎょしょう)の間」。来場者は、ほの暗い空間に浮かび上がるねぶたの面と華麗な室内装飾との“美の競演”に見入っていた。
百段階段の「漁樵の間」に展示された青森ねぶたに見入る来場者=3日、東 京・目黒雅叙園
同展は日本各地の祭りの明かりや美濃和紙の明かりなどで百段階段をともす催しで、初めて開かれた。他の部屋も「山口七夕ちょうちんまつり」などの明かりで彩られ、幻想的な雰囲気となっている。
和室という制約された空間のため、人形ねぶたの頭部を組み合わせて配置することで祭りの迫力を表現している。
会場は初日から多くの人でにぎわい、わざわざハネトの衣装を着て作品と写真に納まる人もいた。山形県出身で毎年ねぶた祭に参加しているという本木いずみさん(31)=茨城県在住=は「四つの流派の面を一つの構図で見られるのは、このイベントならでは」と感激の面持ち。学会参加のため来日中という台湾の大学教員・王☆淳さんは「カラフルで躍動感がある。(青森で)祭りを見てみたい」と喜んでいた。
「和のあかり」展は8月9日までで、入場料は当日券1200円。問い合わせは目黒雅叙園(電話03-5434-3140)へ。
※王☆淳さんの☆は「草かんむり」に「倍」
出典:北海道新聞
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