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青森県産リンゴの新品種「はつ恋ぐりん」鮮やかな緑色が特徴のが30日、青森市のA-FACTORYで限定販売された。
甘酸っぱい「初恋の味」のリンゴ、いいネーミングですね。はやくたべたいですね!
はつ恋ぐりんは昨年、東京の大手スーパーで売られたが、県内での本格販売は初めて。同日は試食も行われ、買い物客が甘くて酸味の効いた味を堪能していた。
A-FACTORYで限定販売された県産リンゴ「はつ恋ぐりん」▼
はつ恋ぐりんは、県産業技術センターりんご研究所(黒石市)が品種名「あおり24」として開発。果実の緑色(グリーン)と、甘酸っぱい「初恋の味」にちなんで命名され、2014年に生産者がはつ恋ぐりんの商標を取得した。
酸味が強くジュースやジャムなどの加工品に向いているが、糖度も高く、生食としてはさわやかな甘酸っぱい味が特徴。
今年は、島崎藤村が詩「初恋」を発表した10月30日に合わせ、弘前市や黒石市の生産者ら約30人でつくる「はつ恋ぐりんの会」が販売。生食のほか、リンゴジュース、アップルパイ、干しリンゴを準備し買い物客がおいしそうに味わった。
今後、はつ恋ぐりんのアップルパイが青森市の洋菓子店「C&Y キャンディ」や弘前市の「ゆめりんご」の直売所で販売される予定。ただ、16年産の生産量が約2トンと限られているため、県内で生果を販売するかは未定という。
同会の今智之会長は「甘いリンゴが主流の中で、酸味の効いた味もPRしていきたい。今後の需要を見ながら、来年以降生産量を増やすことを考えたい」と述べた。
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