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青森 GWは釣り天国 「浅虫公園にはアドバイザー常駐」
青森は海つりのメッカだ!この時期GWをはさんでいくつかの穴場、釣り情報です!
早咲きだった桜の季節は過ぎ行くが、海上は「桜鯛(さくらだい)」とも称されるマダイが春の産卵期目前に脂が乗った状態で姿を見せるシーズンになる。
ゴールデンウイーク(GW)には「浅虫海づり公園」(青森市)が今年の営業を開始。「青森では、釣りが楽しくなるのがGW」とは釣り人の談だ。三方を海に囲まれた青森県の「春の行楽シーズン釣り事情」を取材した。
GWは中泊町の権現崎から平舘が有望エリア(マダイ、ワラサ)
ルベリー東青森環七店」の横大道雅之店長はそう話す。青森のマダイは3月に日本海側から徐々に釣れ始める。さらに4月下旬から5月にかけては産卵場を求め、陸奥湾にも多くの群れがやって来る。今年は4月中旬から陸奥湾の入り口・外ケ浜町の平舘沖で釣果があった。
遊漁船の船長や釣り人たちに話を聞くと、GWは中泊町の権現崎から平舘が有望エリアという。「今年はマダイが好調。それ以上にワラサなどが『入れ食い』状態。狙いのマダイが食いつく前に釣れてしまう」とうれしい悲鳴も聞こえてくる。
十三湖、田名部川(シロウウロ シーバス)
春はシロウオが流入河川を遡上(そじょう)する季節でもある。青森市の野内川などがシロウオ漁で有名だが、実はこの時期、シロウオのような小魚を食べようと追いかけてくるシーバス(出世魚のセイゴ、フッコ、スズキ)も狙い目の魚種だ。シーバスは海のルアーフィッシングで人気の魚。津軽では十三湖、下北では田名部川も魅力の釣り場になる。
陸奥湾(ソイ、アイナメ、イナダ)
年によって違いはあるが、陸奥湾では5月ごろからイワシが接岸するポイントもある。通年、ソイやアイナメなどの根魚釣りを気軽に楽しめるような防波堤から、イワシを追って回遊するイナダやワラサ、時にはブリのような大物に出合えるチャンス。イワシを追っているイルカが岸から目撃される年もあるという。
小泊 竜飛岬 十三湖(アカムツ、クロダイ、ヒラメ)
このほか、日本海側の船釣りではアカムツの季節がやってくる。十三湖の砂浜でのヒラメ釣り、「裏竜飛」と呼ばれる小泊方面の磯でのクロダイのフカセ釣りも面白い。太平洋側でも漁港などで気軽にウミタナゴやテクビイカが狙えるシーズンという。
青森市浅虫の「浅虫海づり公園」
4月29日から営業を開始。GWは20〜40センチのアイナメやクロソイ釣りが楽しめるという。レンタルで道具が一式そろい、トイレや水道も完備。近くにコンビニもあり、幼い子供連れや女性、初心者にも安心だ。
釣り公園には釣り場を知り尽くした「フィッシングアドバイザー」が常駐する。昨年から始めた取り組みで、釣り糸の結び方から魚の釣り上げ方まで、丁寧に教えてくれる。その一人、和田尚之さん(40)は「全くの初心者の方に、人生1匹目の魚を手にしたときの感動を味わってもらいたい。上達したい方の相談も歓迎します」と話している。
今年は釣りの「玄人」の要望に応じて月1、2日程度、夜釣りを解禁する日を設けることも検討中。「こどもの日」や「父の日」「母の日」は入園料無料、釣り台使用料割引のサービスデーになる。
津軽富士見湖(ヘラブナ)
また、淡水ではヘラブナが活発になり、鶴田町の津軽富士見湖では全国から太公望が集まる大会が開かれる。
出典:毎日新聞
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