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近海ものの「スルメイカ」水揚げ この5年で最少 !青森 八戸港 函館 苦戦中!
イカの水揚げ日本一の青森県の八戸港に今シーズン水揚げされた近海もののスルメイカの量は、この5年で最も少なくなりました。八戸市によりますと、去年6月から今月31日までに八戸港に水揚げされた近海もののスルメイカはおよそ7900トンで昨年の40%減。
スルメイカ 記録的な不漁に 北海道 函館
青森県八戸市の八戸港は、水産庁の統計で、イカの水揚げ量が40年以上にわたって全国で最も多い日本一のイカの水揚げ港です。
このうち、主力のスルメイカは例年6月から翌年の1月までが近海ものの主な漁期で、今シーズンの漁は終盤を迎えています。
この影響で、取引価格の平均も1キロ当たり520円と、昨シーズンの2倍以上に値上がりしています。
気候変動に伴う生態系の変化やスルメイカが産卵する東シナ海の水温が低炒めか
イカの生態に詳しい東北区水産研究所浮魚・いか資源グループの木所英昭グループ長は「いため産卵が進まないことが要因と考えられる。詳しい原因を調べるとともに今後の影響に注意したい」と話しています。
出典:NEK WEB NEWS
全国有数のスルメイカの産地、北海道函館市で
31日で今シーズンの漁が終わりますが、水揚げ量は統計が残っている平成13年度以降で最も少なく、記録的な不漁となっています。専門家は背景に資源量の減少などがあると分析しています。
函館のスルメイカ漁は毎年、6月1日からよくとしの1月31日まで、津軽海峡周辺で行われます。
函館市によりますと、今シーズンの水揚げ量は合わせて1493トンと、統計が残っている平成13年度以降で最も少なく、ピークだった平成13年度と比べると、およそ6分の1にとどまっています。
このため市場では供給不足となってスルメイカの価格が高騰し、平均の取引価格は1キロ当たり779円と、平成13年度と比べて4.5倍余りになっています。
今はイカの資源量が世界的に減少期?
イカの生態に詳しい函館頭足類科学研究所の桜井泰憲所長は「今はイカの資源量が世界的に減少期に入っているうえ、今シーズンは産卵場所の東シナ海の水温が低く、産卵が進まなかったことが不漁の原因になったと見られる」と分析しています。
漁業者や加工業者に打撃
函館のスルメイカの記録的な不漁は、地元の漁業者に大きな打撃を与えています。津軽海峡で50年余りにわたってスルメイカ漁を営んでいる、漁業者の佐藤豊次さんは「水揚げ量の減少で収入も減り、生活を切り詰めることも考えている。来シーズン以降も回復しないと、生活できなくなるので大変心配している」と話しています。
さらに、今回の不漁は漁業者以外にも影響を与えています。
函館には全国で最も多い70を超えるイカの加工業者が集まっていますが、原材料の仕入れ価格が高騰し経営を圧迫しています。このため、市がイカの加工業者を対象に、融資を受ける際の優遇措置を新たに設けるなど、行政の支援も始まっています。
出典:NHK WEB NEWS
国としての対応が急務
東北のおいしいイカが不漁というニュースは昨年末の大間の本マグロ漁の餌のイカがれず、マグロ漁にも大きな打撃をあたえている。安くて新鮮でアジの濃いスルメイカは青森だけでなく関東のスーパーでさえ高額で入手が困難になればイガ好きとしては残念を通り越してしまうぐらいショックを受けます。
本当の原因はどこにあるのか国として調査を早めてほしい、またサバ、サケとも不漁であります。「乱獲は?」国としての対応が急務であると心配である。
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