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舞の海秀平さん「可能性への挑戦」と題して講演した。（２９日、五所川原市ふるさと交流圏民センター）
鰺ケ沢町出身の元大相撲力士、舞の海秀平さん（４８）
２９日、五所川原市ふるさと交流圏民センターで「可能性への挑戦」と題して講演した。
軽妙な語り口で会場を沸かせた舞の海秀平さん＝五所川原市ふるさと交流圏民センターで
青森県などによる「命を大切にする心を育む県民運動」の一環。ユーモアを交えた舞の海さんの語りに、会場から笑いがわき起こる場面もあった。
日大相撲部で活躍した舞の海さんは、山形県の教員採用試験に合格していたが、家族らの反対を押し切って夢だった力士の道を歩んだ。現役当時は身長１７１センチという角界一の小兵ながら、八艘（はっそう）飛びなど「技のデパート」として大柄力士と名勝負を繰り広げ、相撲ファンを魅了した。
講演で舞の海さんは、今年の初場所で優勝して昇進した横綱・稀勢の里を例に「横綱になったこと以上に、何度もはね返されながら挑戦し続けたことこそ価値がある」と、諦めないことの大切さを力説。「子供のころは私もいじめられた経験がある。いつか見返してやるという思いを相撲にぶつけた」と、自身の体験談を語った。Copyright 毎日新聞
舞の海さんの人柄、諦めない心、努力そしてモチベーションなど基本的な精神について、子供たちにも十分伝わったと思う。強い人の優しさをもっと多くの方に伝えていってほしいです。
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