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津軽の郷土料理「けの汁づくり」を継承する料理実習
2017/01/31(火) 18:12
弘前市の小学校で、児童たちがある郷土料理作りに挑戦しました。
そして完成した「けの汁」を地域の人たちに振る舞いました。
郷土料理作りに挑戦したのは、弘前市にある城西小学校の6年生37人です。児童たちは用意されたゴボウやニンジンなどの野菜の皮をむきます。
食生活を見直す地域のサポーターたちの指導を受けながら、食材を細かく細かく刻んでいきます。これだけ細かく切るのは津軽地方のある郷土料理を作るためです。んだ!
児童たちの津軽地方伝統の郷土料理「けの汁」の挑戦
一体その郷土料理とは…。児童たちが挑戦しているのは津軽地方伝統の郷土料理「けの汁」です。普段から料理をしていて、手際良く刻んでいく児童もいれば不慣れな児童もいます。
今回の食材の数は実に10種類以上
中でも児童たちを悩ませていたのは、コンニャクや昆布などの柔らかい食材。これも5mmほどの大きさに切っていきます。このあと、時間をかけて刻んだ食材をだし汁に入れ、味噌を溶かしていきます。
塩分は控えめ
ここで取り出したのは「塩分計」です。この塩分計は薄味、ふつう、濃い味の3段階に数値化する事ができます。短命県返上に向けて塩分を出来るだけ控え、だしで味を調えることも今回のテーマです。
薄味でもだしの効いた「けの汁」完成
児童たちは薄味でもだしの効いた「けの汁」になるように味を確かめながら調整していました。そして、およそ2時間かけて、10種類以上の食材を使った「けの汁」の完成です。
児童たちは登下校の時に見守りをしてくれる地域の人たちと一緒に「けの汁」を食べました。「けの汁づくり」は児童たちが包丁の使い方を学んだり、伝統料理を継承するため、2014年に始まり、2017年で4回目を迎えました。
出典:ABAニュース
伝統の味「けの汁」いろんな具材がいっぱい入っていて健康食品といって過言ではないと思います。それに、青森県民も塩分を取りすぎない工夫もされてきております。国内外の観光客やいろんな方に知っていただくのも文化の交流の手助けになると思いますね。
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