青森・田舎館村「石のアート2018」今年は故・美空ひばりさん!

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「美空ひばりさん」を題材に「石のアート 惜しまれる人」が完成した/青森県田舎館村

会場の道の駅いなかだて「弥生の里」(同村高樋八幡)には24日、観光客が次々と訪れ、「昭和の歌姫」に思いをはせていた。

「石のアート」は、色の異なる小石を並べて故人の肖像画を描く。「田んぼアート」で有名な同村が、新たな名物として2015年から行っている。

第4弾となる美空ひばりさんは、今月上旬から約1400平方メートルの敷地に白と黒、グレー、赤など6色の小石を敷き詰めて制作。田んぼアートや現在展示中の「ダイアナ元英皇太子妃」(17年制作)と同様、高さ14メートルの展望所からよく見えるように遠近法が用いられている。

望所の開館時間は、午前9時~午後5時(7月14日~8月31日は午前8時半~午後6時)。入館料は6月15日までが中学生以上200円、小学生100円、小学生未満が無料。田んぼアートの「手塚治虫キャラクター」が公開される同16日からは中学生以上だけが300円となる。


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鈴木孝雄村長が2016年9月に上京し、ひばりさんの著作権を管理する東京の芸能事務所「ひばりプロダクション」と交渉。黒石市出身の作詞家・礼恭司さんが仲介し、ひばりさんの写真使用の許可を得た。料金は発生しないという。鈴木村長は取材に「天才的な永遠の歌手。多くの方々に賛同して見てもらえるはず」とひばりさんに決めた理由を語った。

村は2日に開会した定例村議会に制作費643万円を計上した17年度一般会計補正予算案を提案した。

「惜しまれる人」をテーマとする石のアートは鈴木村長の発案で15年、田んぼアート・第2会場の道の駅いなかだて敷地内で故高倉健さんを題材にスタート。

田んぼアートと同様、第2会場の展望所からよく見えるよう遠近法を使って描いている。16年に俳優の故石原裕次郎さん、17年は高倉さんの図柄を英王室故ダイアナ元妃に更新した。ひばりさんは石原さんの差し替えとなる。公開は4~11月。

出典:北海道新聞

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