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2017年訪日外国人の東北宿泊者最多101万人 青森伸び率全国1位=《航空路線の拡充奏功》
これから東北もインバウンド効果が益々期待でき観光の目玉になるようベストを尽くして愛される日本、東北を海外に向け発信していくことが観光都市の目指すところかと思います。
観光庁は28日、2017年に国内のホテルや旅館に泊まった外国人の延べ人数(速報値)を発表した。東北6県の延べ宿泊者数は前年比40.4%増の101万8560人となり、統計開始の07年以降、初めて100万人を突破し、過去最多を更新した。
■青森の伸び率は60.3%で、全国の都道府県で最も高かった。
東北各県の延べ宿泊者数は表の通り。青森が25万6810人で初めてトップとなった。
*宮城の23万8620人、岩手の19万3040人が続いた。伸び率は秋田、岩手、福島も40%を超え、いずれも全国の10位以内に入った。
*青森は昨年、中国・天津と結ぶ定期便が就航し、ソウル便も週3便から週5便に増えるなど航空路線が拡大した。他県でも、格安航空会社(LCC)の定期便やチャーター便の誘致が進んだ。
東北6県の月別伸び率は2月が前年同月比66.8%、11月が57.0%。
樹氷やスキーなどに加え紅葉の人気も高まり、北東北を中心に訪れる人が増えた。
東北観光推進機構の紺野純一専務理事は「今後も航空路線の拡充と東北一体のプロモーションを続け、市場を拡大したい。スキー需要の高い欧米も大きなターゲットだ」と話した。
全国の外国人延べ宿泊者数は前年比12.4%増の推計7800万3570人で過去最多を更新。
全国に占める東北の割合は1.3%となり、前年の1.0%から増えた。都道府県別では東京がトップの1902万5490人、大阪1170万6910人、北海道743万3300人、京都558万6960人だった。
国・地域別では中国1732万人、台湾1124万人、韓国1093万人。
韓国と香港からの宿泊先は大阪が最も多く、北海道はマレーシアで1位になるなどアジアで人気だった。欧米の客は東京に次いで京都への宿泊が多かった。
出典:河北新報
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