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「弘前大大学院生」が歴代の青森ねぶたの写真1200枚を収録した「青森ねぶた全集」をまとめた。
弘前大大学院教育学研究科2年の工藤友哉さん(24)=青森県弘前市=が、A4判ファイル8冊、各230~700ページの労作。青森市の青森県立図書館に図書資料として収蔵され、館内で25日まで写真展も開かれている。
年代別、作者別などA4ファイル8冊に及ぶ「青森ねぶた全集」。青森県立図書館で閲覧できる
「青森ねぶた全集」を手にする工藤さん。掲載写真の展示会も開かれている
工藤さんは「ねぶたに興味を持つ方々に見てもらいたい。自分たちの祭りについて考えるきっかけにしてほしい」と話す。
工藤さんは青森市出身。幼いころからねぶたが好きで、大学入学後はスタッフとして大型ねぶたの制作にも参加している。
大学院では彫刻分野を専攻し、「ねぶたを学術的観点から研究したい」と修士論文のテーマに選択。昭和初期から現在までのねぶたの題材や構図、人形の数などの特長をまとめた。
研究を進める中で、歴代のねぶたを一度に見られる資料がないことに気付き、「自分で作ろう」と写真の収集を決意。2015年から青森市内のカメラ店や関係者を訪ね、1946~2016年に出陣したねぶた約1400台の8割以上の写真を集めた。
青森ねぶたの歴史を写真で見れるのはすごいです。また取集された工藤友哉さんすごいですね。この記事をみて青森の貴重なレガシーを感じます。
出典:河北新報
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