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青森県 新サーモンの名称「青い森紅サーモン」に決定
青森県は26日、地方独立行政法人・青森県産業技術センター内水面研究所(十和田市)が約15年かけて開発した養殖の大型ニジマスの名称を「青い森紅(くれない)サーモン」に決めたと発表した。
この大型ニジマスはこれまで新サーモンと呼ばれてきたが、今秋ごろの市場デビューに向け、正式な名前がつけられた。インターネットなどを通じて県内外から897件の応募があり、神奈川県の男性と鹿児島県の女性の案が採用された。
青い森紅サーモンは淡水養殖に適した「青森系ニジマス」と、大きく成長する「ドナルドソンニジマス」を掛け合わせた。淡水で育てやすいことから通年出荷が可能なほか、県産のリンゴやニンニクを配合したものをえさにすることで、風味とうまみが増して、さっぱりとした味わいになったという。
県は秋ごろの販売を予定しており、初年度の出荷量は5トン程度を目標にしている。同センターの前田穣養殖技術部長は「消費者が満足できるような一年中高鮮度で、おいしいサーモンができた。ぜひ県民の皆さんに食べていただきたい」と話した。
出典:朝日新聞
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