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風間浦村の下風呂漁港で開かれた「風間浦鮟鱇感謝祭」!
青森県風間浦村の下風呂漁港で5日、地元産アンコウをPRする「風間浦鮟鱇(あんこう)感謝祭」(ゆかい村風間浦鮟鱇ブランド戦略会議主催)が開かれた。雪の上でアンコウをさばく「雪中切り」が披露されたほか、アンコウ汁やにぎりずしの即売も行われ、観光客らが冬の味覚に舌鼓を打った。
風間浦村が地域ブランドとして売り出している冬の味覚、アンコウを身近に感じてもらおうと5日、感謝祭が開かれ、県内外からおよそ600人の家族連れや観光客たちが訪れました。
定番のアンコウ汁や、産地だからこそ味わえるにぎりずしの販売には長蛇の列ができた。むつ市から夫婦で訪れた小島昭夫さん(68)は「有名なので、ぜひ食べてみたいと思って来た。すしは淡泊な感じだった。汁はアンコウの皮のコラーゲンがおいしかった」と満足げだった。
会場では生きたアンコウの雪中切りの実演が行われました。雪中切り実演には、直前まで水槽で泳いでいた約8キロのアンコウが登場。下風呂温泉郷で旅館を経営する佐賀敏一さん(69)が包丁でヒレ、皮、内臓と手際よく切り分けていった。観客からは「まだ動いている!」などと歓声が上がった。
前沖で採れた重さ8kgのキアンコウを、雪の上で切り分ける見事な包丁さばきに、見物した人たちからは驚きの表情とともに盛んな拍手が送られていました。
同村産のアンコウは、2014年に「風間浦鮟鱇」として地域団体商標に登録。同戦略会議は、漁業と観光を結び付けた地域振興策に取り組んでいることが評価され、昨年、農林水産祭の日本農林漁業振興会会長賞と、豊かなむらづくり全国表彰事業の農林水産大臣賞を受賞した。
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