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高円宮杯U-18プレミアリーグ・イースト:青森山田高1-1鹿島ユース
◇第8節◇5日◇青森山田高グラウンド
青森山田高が首位の鹿島ユースとホームで対決し引き分けた。前半22分、MF神谷優太(18)がFKを直接蹴り入れ先制。前半を1-0で折り返したが、後半30分に相手に同点弾を許した。青森山田高は勝ち点14で3位から4位に下がったが、上位をキープの健闘だ。
後半、相手ゴール前に攻め込む青森山田MF神谷
試合終了の瞬間、青森山田高の神谷がピッチにあおむけに倒れ込み、悔しさを表した。前半22分、FKを見事に右足で蹴り入れた。今季土つかずの鹿島に先制。チームは勢いづいた。だが追加点は取れず、逆に後半は劣勢。鹿島の186センチの大型ストライカー垣田裕暉(17)にヘディングで決められ、追いつかれた。
「FKは自信があった。でもチームのため、流れからのゴールも決めないと。ホームで応援も多い中で勝てなかったのは悔しい」と神谷は唇をかんだ。黒田剛監督(45)も「相手はヘディングが強いのはわかっていた。ディフェンスを強化したつもりだったが」と白星を逃し、悔しがる。
だがこれで4勝2分け2敗の勝ち点14で4位。昨年のリーグ前半は最下位だったのに比べ、今季は安定した戦いぶりだ。8月上旬には全国高校総体の大舞台も控えるが、まずは7月中のリーグ残り2戦で連勝を目指す。神谷は「来週へ向けて切り替える。1週間、ひたむきに練習を頑張っていく」と誓った。【北村宏平】
出典:日刊スポーツ
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