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動く天守 変わる景色…弘前城の天守の曳屋作業は順調に進む。
スポンサードリンク弘前城の石垣改修に伴う天守の曳屋作業は4日も行われ、2日間で予定していた約22メートルの移動を終えた。6日から天守をいったん下ろして方向転換させ、再び本丸中央部へ向けて移動させる。
初日の3日の移動距離は約5・8メートルにとどまったが、2日目は作業が順調に進み、油圧ジャッキで天守を16・5メートル押し、午後6時前に予定していた計22・3メートルの移動を終えた。曳屋作業を行っている西村組の対馬悟常務は「無事移動できてほっとしている。次は天守を現在の高さから1・3メートル下ろす作業。これも難しい作業なので、気を引き締めて取り組みたい」と話した。市内の男性(67)は「随分動いたもんだ。長年親しんだ景色が変わったね」と話し、作業に見入っていた。