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2015年12月に農林水産省の地理的表示保護制度(GI)に登録された「あおもりカシス」の引き合いが急増!
例年は年間10件程度(加工品原料など)の問い合わせが、昨年12月から4月までで50~60件に達した。「あおもりカシスの会」実に5倍以上です。
▼GI登録を受け、加工品原料としての関心が強まっている「あおもりカシス」
現在、在庫量が限られ、購入契約が成立したのはこのうち1~2割にとどまっている。GI登録の反響を喜ぶ一方、「需要に対応しきれない」状況にある。
メディアで紹介されPR効果
GIは農林水産物や食品を国が地域ブランドとして保護する制度。日本一のカシス産地・青森市などで生産されるあおもりカシスは、初登録となった国内7産品の中から抽選で登録番号「1」に選ばれ、メディアで紹介される回数が特に増えた。
カシスの効能=アントシアニン
カシスは目の疲れに有効とされるアントシアニンなどが多く含まれていることから、健康・美容食品などへの活用が広まっている。同会は05年から15年の10年間で作付面積を約4倍、収穫量を約5倍に増やしたが、収穫量の増加を上回るペースで需要が高まり、GI登録でさらに品薄感が強まっている。ただ、具体的な総需要量は集計していないという。
需要増に対応の対策
会員に面積拡大を呼び掛けるとともに新規作付けを募り、出荷者を徐々に増やしてきた。ただ、ここ数年は130~140人の横ばいで推移。新しい木を植えても収穫まで3~4年かかるため、すぐに収穫量を増やすこともできない。石岡大亮会長は「農家の高齢化が進む中、生産量を増やすことは簡単ではない」と語る。
カシス栽培のメリット
一方で、カシスは作業の負担が小さく、リンゴなどと複合経営する人が増えているという。「余計な枝の剪定(せんてい)を徹底するなどして時間をかけて、全体の収穫量を増やしていきたい」と今後を見据えた。
出典:どうしん
あおもりカシスのこと知っておこう、と思います。
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