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【青森県】青森のオススメ魚介類いろいろ!フジツボ、ほやがラインナップする青森の珍味「七子八珍」
青森は珍味の宝庫です。つまりお酒の友=青森珍味。
今回、いくつかご紹介記事をご紹介します。
元の記事を読む →本州最北端に位置する青森県。三方を日本海、太平洋、陸奥湾に囲まれていて、いろいろな漁業や養殖業が営まれています。魚介類の消費量も全国トップクラス。豊富な魚介類に恵まれる青森には、ほかの地方ではあまり見かけない、珍しい食材がいろいろあるんです。
なかでも驚いたのは「フジツボ」。そう、テトラポットに張り付いているあの殻に包まれたいきものです!青森では蒸したり煮たり焼いたりして頂きます。主に陸奥湾で漁獲されていて、お寿司屋さんや居酒屋さんで提供されています。
食べ方はというと、ツメを引くとフジツボの身がするっと出てきます。いったいどんな味なんだろう…とおっかなびっくり口に運んでみると、まるでカニやエビのようなお味。というのも実は、フジツボは甲殻類の仲間だから。身を食べたら、殻の中のスープを飲み干すのが正しい食べ方です。
■「七子八珍」とは?
そんな、海産物天国の青森を表現するために、「青森観光コンベンション協会」が作ったことばが「七子八珍」(ななこはっちん)。青森近海から獲れる魚介類で、旬には家庭の食卓にのぼる青森らしい食材をまとめたんです。その内容は…
七子(ななこ)は、「こ」のつく7品の魚卵など。なまこの卵巣「このこ」。たこの卵巣「たこのこ」。貝柱の外側にある「ほたてのこ」。鮭の卵「すじこ」。マダラの白子「ましらこ」。はたはたの卵「ぶりこ」。マダラの卵「たらこ」。
そして八珍は、珍味といわれるもの8品。花見ガニとも呼ばれる「くりがに」。別名シャコと呼ばれる「がさえび」。青森の冬を代表する味覚「なまこ」。6~7月が旬の「うに」。主に陸奥湾で漁獲される「ふじつぼ」。踊り食いや天ぷらなどで食べる「しらうお」(白魚)。刺身、焼き物、煮物などで食べる「さめ」。海のパイナップルこと「ほや」。
青森に行った際には、ぜひ「七子八珍」味わってみるのがオススメですよ。
・七子八珍
writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
出典:T-SITE