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小泉元首相 「原発ゼロを国民運動に」青森で脱原発訴えた!⦅11月1日⦆
AOMORI「大間原発30年後も完成せず」
小泉純一郎元首相は1日、青森市内のホテルで「日本の歩むべき道」と題して講演し、Jパワー(電源開発)が大間町に建設中の大間原発について「とっくに完成していなければならないが、あと20年、30年たってもできない」と語り、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟顧問の小泉純一郎元首相は「原発ゼロを国民運動にしたい」と反原発と再生可能エネルギーへの転換を訴えた。
講演会は青森県保険医協会が主催し、市民約500人が参加した。小泉氏は「福島第1原発事故以前は、原発の安全性を信じていた」しかし「福島第1原発の事故が起きた後、コストが安くクリーンで安全という原発のウソを見抜けなかった自分が悔しかった」と回顧。
東日本大震災後は国内の原発の多くが稼働していないことから、「原発ゼロでもやっていけることを事実が証明している。日本はどんなピンチでもチャンスに変えてきた」などと述べ、自然エネルギーの拡大に注力すべきだとの考えを示した。
また「自然エネルギーの開発を経済発展に生かしていくことが重要だ」と訴え、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場問題などが解決されていない中で、原発再稼働を進める政府を批判した。
県内で反原発や反核燃運動を展開する県保険医協会の大竹進顧問は「推進から反対に変わった元首相の主張は説得力がある。県民の意識も変わってほしい」と話した。
原発は魔法のようなエネルギー源ではない。本当はリスクが非常に高く維持コストも高くついている。原発の未来は明るいと思う人は少ないとおもう。世界から核兵器廃絶を望む国が圧倒的でありながら原発も一度大きな事故を起こすと取り返しのつかないことになることはだれもが思う周知の事実である。被害は想像以上に大きい。
日本では車のスマート化が進んでいて世界的にも方向性は同じである。原発ではなくエコエネルギーに集中すれば脱原発は可能である。日本は被爆国であり取り返しのつかない大きな原発事故も経験しているわけで脱原発は日本が先導国になることが必然かつ重要であり世界に向けて発信する役割を背負っているのではないでしょうか。
これは人類の大きな課題である。地球をだいじにしないとブーメランがやってくる。
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