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五所川原市金木町の冬の風物詩「地吹雪体験ツアー」(津軽地吹雪会主催)が22日、始まった。
今年は津軽三味線の始祖とされる仁太坊をテーマに開催。初日は中韓からの留学生ら4人が、スノーシューと昔ながらの「かんじき」を体験し、雪上散歩を楽しんだ。
かんじきともんぺ姿で、雪を掛け合い楽しむ参加者たち
日蓮宗妙乗寺からスタート
ツアーは仁太坊の墓がある日蓮宗妙乗寺(對馬央丈(えいちょう)住職)からスタート。住民ティーチャーの荒関勝康さんが、三味線を弾いて家々を回る門付けをしていた仁太坊について説明した。
春は桜祭りで知られる芦野公園でかんじき
その後、芦野公園でスノーシューを装着した参加者たちは、公園内を散策。約2キロ離れた雪原ではかんじきに履き替え、防寒具の角巻を体に巻いた。参加者たちは“あいにく”の好天の中、冷たい感触を楽しむように雪を掛け合っていた。
中国や韓国でも知られている
弘前大学大学院2年の中国人留学生・諾(ダク)敏(ビン)さん(26)は「寒いけど雪のない地域出身なので、本当に楽しい。真っ白な雪景色はきれい」。韓国出身の県観光連盟の金(キム)孝(ヒョ)敬(キョン)さん(36)は「地吹雪体験は韓国でも知名度が高い。角巻は暖かくて、昔の人の知恵を感じる」と話した。
もはや国際的に?口コミ?
同会代表の観光カリスマ・角田周さんは昨年までの28年間で体験した約1万2600人のうち、約2600人が台湾やハワイなどからの外国人観光客だったと説明し、「今年も体験者の半数は中国や台湾からの個人客になる見込み。青森の雪が好感を呼び、口コミで広まっている」と語った。
ツアーは2月21日まで。妙乗寺ではツアーに合わせて今月24日まで、地元のアマチュア人形作家・荒関勝子さんが制作したミニ角巻をまとったひな人形と、弘前実業高校の生徒たちがデザインした角巻10点を展示している。
出典:どうしん
雪国地吹雪体験プログラムの申し込み
青森県五所川原市で地吹雪体験!北国ならではの自然体験
注意事項
冬の青森・五所川原の天気は変化が激しく、晴天や晴れの日もありますので、晴れた日、曇りの日などは「地吹雪」が体験できないこともあります。西高東低の冬型の気圧配置が狙い目ですが、とにかく寒く風がありますので行かれる際は、晴れにご注意?と風にご注意ください。
- 会場
- 五所川原市金木地区
- お問い合わせ
- 津軽地吹雪会 ☎ 080-3195‐4036
- 体験料
- 大人:1,500円、小学生以下:500円
- 関連キーワード
- 五所川原市 金木地区 雪 地吹雪
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