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北海道新幹線開業を受けて7~9月に行われる大型観光キャンペーン概要を発表
「青森県・函館デスティネーションキャンペーン(DC)」について、SL、スタンプラリーなど盛り沢山の企画でいっぱいです。
JRや地元自治体などでつくる推進委員会は17日、概要を発表した。特典付きのスタンプラリーや蒸気機関車の運行など、あの手この手で誘客につなげる考えだ。
DCは、JRと地元自治体などが協力して全国にその地域をPRするキャンペーン。県内での実施は、東北新幹線全線開業後の2011年以来5年ぶり。
▼拳を突き上げ、DCの成功を誓う三村知事(左から2人目)ら関係者(青森市の青森国際ホテルで)
3か月の期間を通した事業としては、青函圏の観光施設を巡って3個のスタンプを集めた人の中から抽選で1000人にペア宿泊券や特産品をプレゼントする「いくべぇ青森・函館スタンプラリー」を実施。また、青函圏の魅力をアピールしようと、6月にはイベントなどをまとめたガイドブック(A4判64ページ)90万部を全国の主要駅などで配布する。DC開幕前後には、東京駅で青函圏の食材を使ったメニューを販売するなどして、多くの人に本県と道南地域の周遊を促す。
JRの車両を生かした事業としては、9月17、19日に蒸気機関車「SL銀河青函DC号」が青森―弘前間をそれぞれ1往復する。通常はJR釜石線で土日を中心に運行しており、宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をイメージした客車が特徴の車両だ。
7月16日からはJR五能線の人気列車「リゾートしらかみ」の新型車両が営業運転を開始する。
翌17日には、昨年11月に全焼した蕪嶋神社の復興を願って臨時列車を運行。7月8日には寝台特急として活躍した「583系」が上野―青森間を1日限定で運行する。
三村知事は17日の記者会見で「DCは、本県と道南エリアを一つの観光圏とする新たなチャンス。『思い切りやろう』という気持ちだ」と意気込みを語った。
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