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「細川亨捕手」青森・平内町出身で、生まれ育った東北の地に戻って来たと喜ぶ!
青森愛がにじみ出た。ソフトバンクから楽天に入団する細川亨捕手(36)が5日、コボスタ宮城に隣接するイーグルスドームで入団会見を行った。青森・平内町出身で、生まれ育った東北の地に戻って来たと喜ぶ。
楽天・青森開催元年に“津軽人”細川入団 もうひと花ドカンと咲かせたい!
大応援しております「青森の星」
来季は29年ぶりに青森でプロ野球の1軍公式戦が開催(6月28日に楽天-オリックス戦、弘前・はるか夢球場)。日本一を5度も経験したパ・リーグを代表する捕手は100試合以上の出場を掲げ、地元で勇姿を見せると誓った。
キンと冷えた空気が心地よかった。細川の言葉に生まれ育った場所に戻ってきたという実感がこもった。「(東北や青森は)空気が気持ちいい。飛行機を降りて、感じる。でかく呼吸したくなる」と懐かしい風を胸いっぱい吸い込んでいた。
楽天のユニホームに袖を通すと、青森への愛がはじけた。「大学まで過ごしたところなんで、いろんな意味で育ててもらった。僕の根本は東北、北東北ですけど思いが強く、恩返ししたい」と笑みが浮かぶ。東津軽郡平内町出身で青森北高から青森大と生粋の“津軽人”。「東北に帰ってきて、もう1度花を咲かせたい」と決意がにじむ。
地元で勇姿を見せる。来年6月28日にはパ・リーグとしては33年ぶり、プロ野球では29年ぶりに青森県内で1軍公式戦が行われる。自身が幼いころはテレビで巨人戦を見るだけの環境だった。青森の地でプロ野球の試合ができることに「実感がわかないですけど、絶対に出たい。子どもたちが夢を持てる。良い影響を与えられる」と意気込む。
気にかかるのも“青森”の後輩のことだった。球を受けたい投手を問われると「青山」と即答。青森・八戸大出身の右腕に対して「なんであんなに打たれるのか。八戸大で監督を務めた藤木監督(現明秀日立高校コーチ)も知っている方だし、いろいろ捕りたい」と近年好不調の波がある中継ぎの柱の再生も誓った。
登場曲についても「青森の人の歌を使いたいと思います」ときっぱり。西武時代から「きよしのズンドコ節」を使うなどファンを楽しませてきたが、楽天では「それしかない」と青森のスター吉幾三が有力。「雪国」か「俺ら東京さ行ぐだ」がコボスタ宮城に鳴り響くかもしれない。
「ここで目いっぱいやる。だからこそ日本一という目標を立てている」と野球人生は東北で終える気持ちがある。最後の花を故郷で咲かせる。
出典:日刊スポーツ
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