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「十三湖産大和しじみ」(青森県五所川原市・つがる市・中泊町)が2016年12月、農林水産省の地理的表示保護制度(GI)に登録された
登録生産者団体の十三漁協(五所川原市)は3日朝、「GIマーク」付きのシジミを各地の魚市場へ初出荷した。漁協の関係者たちはシジミのブランド化による高値と販路拡大に大きな期待を込めた。
GI登録された「十三湖産大和しじみ」を出荷する十三漁協の人たち=3日午前9時ごろ
十三湖北西部にある五所川原市十三漁港前の荷さばき施設には、シジミ採取権を持つ漁業者たちが湖内の個人管理区域に蓄養していたシジミ20キロ詰め56箱、計1120キロを出荷した。
午前9時から始まった初荷のセレモニーには、漁協の役職員や組合員ら約15人が出席。工藤伍郎組合長が「GI登録をきっかけに、新たな気持ちでシジミを資源管理しながら、消費者に品質の良い安心、安全なシジミを提供していきたい。協力をお願いする」と、力強くあいさつした。
シジミのケースには「国のお墨付き」の象徴である赤いGIマークが付いたシールが貼られた。トラックに積み込まれたシジミは、時折小雪の舞う中、仙台市、東京・築地、新潟市の魚市場へ向けて出発した。
十三漁協が申請した「十三湖産大和しじみ」は16年12月7日、地域の農林水産物や食品をブランドとして国が保護するGIに登録された。青森県では15年12月22日の「あおもりカシス」(青森市・平内町・今別町・蓬田村・外ケ浜町)に次いで2例目。
出典:どうしん
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