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[顔]認知症を寸劇で伝える精神科医 竹内淳さん
竹 内 淳 子 さん(51)
精神科医に転身 (竹内淳子さん)
もともと脳神経外科医だったが、「手術で命を救うよりも、人の感情に寄り添った診療をしたい」と精神科医に転身。メンタルヘルス科診療部長を務める市立中央病院で、物忘れや徘徊など患者の症状に悩む家族らと接し、「正しい知識を楽しく学んでほしい」と寸劇を取り入れた。
2011年12月の劇団結成から公演は既に100回を超えた。
12人の団員全員が保健師やケアマネジャーなど認知症に関わる。シナリオには、実際の相談や体験談が盛り込まれているため、寸劇を見た高齢者らが症状の軽い段階で来院するなど手応えを感じている。
認知症を病気ではなく、人の自然な老いの姿に変える
「子どもが3人走り回ってだんで」「いるわけねえべ」。存在しないものが見える幻視が特徴的な認知症を取り上げた寸劇が披露された会場では、親子の軽妙な会話が深刻なテーマを笑いに変えた。「認知症を病気ではなく、人の自然な老いの姿という見方に変えたい」と意気込む。
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