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自民党の小泉進次郎農林部会長は17日、青森県五所川原市の県立五所川原農林高校を訪れた。
同校は日本の高校で唯一、農産物の国際認証「GLOBAL G.A.P.(グローバルギャップ)」を取得したことで知られる。小泉氏は「これから日本の農業は世界の五大陸を席巻しないといけない。そのために必要なパスポートである国際認証を取得した農業を進めたい」と述べ、農業の競争力強化に向け国際認証の取得率向上を急ぐ考えを示した。
高校生から日本の農業の未来について聞かれて質問に答える自民党の小泉進次郎農林部会長=17日、青森県五所川原市の県立五所川原農林高校
小泉氏は、同校の生徒が栽培し、グローバルギャップを取得したコメとリンゴの関連施設を視察。高校生から農産物の品質維持や施設の衛生管理の方法について説明を受けた。
グローバルギャップは野菜・果物の栽培や管理、従業員の労働環境など、食品安全の厳しい基準を満たす国際認証で、欧米市場では広く知られている。日本の農家の取得件数は399件(昨年6月末時点)でごくわずかにとどまる。
認証取得の審査に初年度が100万円、取得後も毎年20万~40万円の費用がかかることが低迷の一因とされる。
一方、小泉氏は視察後、五所川原市内で、地域の若手や女性の農業従事者と意見交換。20日に就任するトランプ次期米大統領が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱を明言していることに関し、「トランプ氏が何と言おうと日本はやるべきことをやらないといけない」と述べ、米国の対応とは別に「稼ぐ農業」への改革の必要性を強調した。
日本の農業の未来を是非ともけん引していただきたい。労働者不足の中、また少子高齢化が大問題ですが、大きな改革を世界一の品質を誇る日本の農業の未来を確立していってほしい。
出典:IZA
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