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巨人から1位指名を受け、笑顔でガッツポーズする高橋投手=25日、八戸市の八戸学院大学
プロ野球のドラフト会議が25日、東京都内のホテルで行われ、八戸学院大学の主戦・高橋優貴投手(21)を巨人が1位指名し、交渉権を獲得した。高橋投手は同日、八戸市の同大で記者会見し、「球界を代表するような選手を目指す」と意欲を語った。
茨城県ひたちなか市出身の高橋投手は178センチ、82キロの本格左腕。最速152キロのストレートを武器にスクリューボールやカーブ、スライダーを駆使する幅広い投球が強みだ。東海大菅生高(東京)から2015年、八戸学院大に進学。所属する北東北大学リーグでは今年までの4年間で301奪三振のリーグ最多記録を打ち立てた。
ドラフト会議の会場で巨人は原辰徳新監督がくじを引いた。1位指名の1巡目は根尾昂内野手(大阪桐蔭高)、2巡目は辰己涼介外野手(立命大)を指名したがともに競合相手に敗れ、3巡目で高橋投手を単独指名、交渉権を獲得した。
同大の会見場には報道関係者のほか、高橋選手のチームメートや大学関係者らが集まり、指名が決まると歓声と拍手で喜んだ。
青森県関係ではこのほか、ホンダの木浪聖也(24)内野手=青森市出身、青森山田-亜大出=が阪神から3位、栃木ゴールデンブレーブスの内山太嗣(たいし)捕手(22)=平川市出身、八工大一出=が育成選手としてヤクルトに1位指名され、両球団が交渉権を獲得した。