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青森地方気象台は「八甲田と岩木山」の初冠雪を観測したと10月30日発表した。
初冠雪は八甲田が平年より13日、昨年より25日遅く、岩木山が平年より9日、昨年より25日遅い。
八甲田山系では積雪がみられた=八甲田ロープウェーの山頂公園駅(八甲田ロープウェー提供)
上空1500メートル付近に氷点下3度の寒気が流れ込んだ影響で、八甲田ロープウエー山頂公園駅付近では今季初めて約5センチの雪が積もった。笠松峠付近では時折吹雪模様となり、辺りは銀世界に。乗用車がシャーベット状の道路をゆっくりと走るなど、冬の訪れを告げていた。
八甲田山系の酸ケ湯では午前6時過ぎに0・3度を観測。明け方から雪が降り始め、朝にかけてうっすらと建物の屋根や車、草木を白く染めた。
同気象台によると、31日の県内は引き続き寒気の影響で、雨の降るところが多く、標高の高い山では雪となる見込み。
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