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青森・オール津軽ロケで映画化 小説「いとみち」=駒井さん主演
主役の駒井さん(左)と父親役の豊川さん
青森県津軽地方を舞台に、津軽弁の内気な少女の成長を描いた越谷オサムさんの小説「いとみち」が映画化される。平川市出身の女優駒井蓮さんが主役を演じ、青森市出身の横浜聡子さんがメガホンを取る。撮影は9月中旬から「オール津軽ロケ」で行われ、2021年の全国公開を目指す。
駒井さんが演じる女子高生・相馬いとは、津軽三味線が得意だが、なまりが強く人見知りな性格。アルバイト先の青森市のメイド喫茶の仲間や客たちとの交流を通じて、自分らしさを見つけていく。いとを見守る父親役は俳優豊川悦司さんが務める。
横浜さんは監督として、全編津軽弁の映画「ウルトラミラクルラブストーリー」(09年)でもオール県内ロケを敢行した。いとみちの撮影は10月中旬まで続き、ロケで青森市や弘前市、板柳町を回る。
駒井さんは「生まれ故郷での作品に出演でき、本当にうれしい。撮影で新しい青森も発見できたらと思っている」とコメントした。
小説は11年に刊行された後にシリーズ化され、「二の糸」「三の糸」と続いている。
出典:河北新報
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