まだデータがありません。
青森・平内 ごつごつの外観に光柔らか「ほやランプ」 人気
青森県産のホヤを使った「ほやランプ」が人気
青森県産のホヤを使った「ほやランプ」が人気だ。見た目のユニークさと、ごつごつとした外見と裏腹の柔らかな光の色合いが特徴。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、利用者が取り組む作業を失った障害者就労支援施設が、水産関係者らの助言を受けながら商品化した。
手掛けているのは青森県平内町の「就労サポートセンターはくちょう」。青森市の後潟漁協から仕入れた大玉の養殖ホヤの殻を膨らませて乾燥させ、発光ダイオード(LED)電球と組み合わせて手作りする。
ホヤ殻の照明器具は20年ほど前、県水産加工研究所(当時)が製作技術を開発。水産物のPRを担当する県水産振興課の木村紀昭技師(32)らが再現し、県内外の産直フェアなどで展示していた。
センターは今年、青森ねぶた祭の灯籠の廃材を活用した工芸品作りを計画していた。祭りが中止となり、代わりの作業を探していたセンター長の森田正城さん(43)が5月、産直フェアでほやランプを偶然見掛け、木村さんに相談した。
中山さんが発信する会員制交流サイト(SNS)で話題となり、7月に地場セレクトで1個1500円で売ると、用意した30個がたちまち売り切れた。8、9月の販売会でも計60個が即完売。今シーズン最後の販売会を10月下旬に予定している。連絡先は地場セレクト017(777)3679。
出典:河北新報
スポンサードリンク