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青森県の工芸品の販路開拓へ商談会開催!
青森県の伝統工芸品の販路開拓につなげようと、職人と卸売業者が共同開発した、新たな商品などを集めた展示商談会が、青森市で開かれました。
この催しは、「津軽塗」や「こぎん刺し」など、青森県の伝統工芸品に新たなデザインを取り入れたり、既存の商品のPRを工夫したりすることで、販路の拡大につなげようと、青森県が県庁で開きました。
会場には、工芸品の職人や、工房と共同で商品開発を行うなどした卸売業者や、デザイン事務所など、5つの県内企業がブースを設け、百貨店や土産物店のバイヤーが参加しました。
企業の担当者たちは、使わなくなった布を細く裂いて織る「南部裂織」の名刺入れや、津軽塗が外側ではなく内側に施された皿など、新商品の説明を熱心に行っていました。
県内の百貨店の担当者は、「観光客は減っていますが、工芸品は贈答用として新たな需要が出ています。暮らしの中で使いやすいデザインの商品などがあると販売しやすいです」と話していました。
県地域産業課の西村知桂主事は、「青森県に根ざした企業の方々が、地元の商品を売り込む橋渡し役になってもらうことで、作り手の支援につなげたい」と話していました。
出典:NHK NEWS WEB
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