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北海道新幹線 開業後も伝統ある「青春１８きっぷ」で北海道への旅が可能になった。その理由とは？
■「青春きっぷ18」の伝統は新幹線の利便性をいかし継承するだべさ
ＪＲグループは５日、１日当たり２３７０円で全ての普通や快速列車に乗車できる「青春１８きっぷ」について、３月に在来線から北海道新幹線に衣替えする青函トンネル前後の一部区間でも利用を認めると発表した。別に片道２３００円のオプション券購入が条件。新幹線開業後も１８きっぷで北海道への旅が可能か、旅好きの人たちの関心を集めていた。
■「青春きっぷ18」のルーツを見ればやはり続けてなんぼ
１８きっぷは赤字に悩む国鉄が１９８２年に前身のきっぷを発売した。「１８」と名乗るが年齢制限はなく、１枚が格安の１万１８５０円。１人で５日間使うことも、５人で１日使うことも可能で、昨年度は約７０万枚が発売された。
■青函 「青春18きっぷ」への多くのファンの方の思いがつうじたぞ
青函トンネル前後には普通や快速が走っておらず、これまでは１８きっぷで在来線特急を利用できる特例があったが、３月２６日からはこの部分が新幹線だけになる。ＪＲ北海道の島田修社長が昨年７月、「今のものが未来永劫（えいごう）続くということではない」と特例廃止に含みを持たせる発言をしたことなどもあり、危機感を持った鉄道ファンらから継続を求める声がメールなどで同社に多数寄せられていた。
■青函トンネル間は新幹線を利用することに決定したなぁ～
青森駅方面からの１８きっぷの利用者の場合、津軽線の津軽二股駅で降り、隣接する奥津軽いまべつ駅で新幹線に乗り換える。青函トンネルを通過後、木古内駅で江差線が新幹線開業と同時に第三セクター化される道南いさりび鉄道に乗り換え、函館方面に向かう。
■青函トンネル間はチョット高い感？
片道２３００円のオプション券が必要だが、本来の新幹線の利用料と三セク化区間の料金を合わせると片道４０３０円。ＪＲの担当者は「利便性を維持した上で、お得感も出した」と話している。
出典：毎日新聞
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