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熊本県を中心に相次いでいる地震を受け、青森県内でも被災地を支援する動きが始まっている。
青森県は18日、支援物資として2リットル入りボトル3600本の飲料水を熊本市に送ることを決めた。トラックの確保など輸送準備が整い次第、出発する。
また、同日午前、厚生労働省から県に「災害派遣精神医療チーム(DPAT)」の派遣要請があり、県は県立つくしが丘病院に設置されているDPAT1チームを派遣する方向で調整を始めた。準備が整い次第、派遣する予定という。
三村申吾知事は報道陣に「東日本大震災を経験した私としても、我がことのように心を痛めている。県として引き続き情報収集にあたり、現地のニーズに応じた対応に努めたい」と話した。
陸上自衛隊青森駐屯地(青森市)によると、16日までに青森、弘前、八戸の各駐屯地から第9師団や東北方面隊の隊員計約260人が派遣された。
海上自衛隊八戸航空基地(八戸市)からは食料や飲料など被災地向けの支援物資5・2トンが輸送される。同基地から被災地向けの輸送支援は東日本大震災以来という。
航空自衛隊三沢基地(三沢市)からは、三沢ヘリコプター空輸隊が大型輸送ヘリ1機(隊員5人)を17日早朝から派遣、輸送業務を担当している。18日にも第3航空団が輸送支援に3人、給食支援に1人を派遣した。
三沢基地の米軍については、現在のところ派遣予定はないという。
また、日本赤十字社青森県支部は22日から医師や看護師ら8人の救護班を熊本県益城町に派遣する。現在、避難所になっている同町保健福祉センターで活動している岩手、宮城両県支部の救護班と交代し、医療救護にあたるという。
出典:朝日デジタル
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