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青森・秋季高校野球県大会:光星と青森山田、決勝へ ともに東北大会出場
秋季県高校野球選手権大会(県高校野球連盟主催、毎日新聞青森支局など後援)は24日、青森市の県総合運動公園野球場で準決勝2試合があり、八戸学院光星が9年連続、青森山田は2年連続でそれぞれ東北大会出場を決めた。
光星は二回に小池智也主将(2年)の適時三塁打などで3点を先取し、終盤に点差を詰められるも弘前東を5−4で降した。青森山田は12残塁ながらも九回に中沢樹希也選手(1年)の2点本塁打で引き離し、弘前工に7−2で勝利した。決勝と3位決定戦は25日に同球場で行われ、3位決定戦の勝者も東北大会切符を手にする。
東北大会は10月14日から山形県で開催される。
▽準決勝
弘前東1点届かず
弘前東
000002020=4
03200000X=5
八戸学院光星
光星は二回無死一塁から、小池の適時三塁打や吉田の中前適時打などで3点を先取。続く三回にも2点を加え、逃げ切った。弘前東は3点を追う八回、桜庭の適時二塁打などで1点差に迫ったが、あと1本が出なかった。
弘前工反撃及ばず
青森山田
011000203=7
000001010=2
弘前工
青森山田は1点リードの七回1死二、三塁、斉藤孔の中前打で2点を追加。九回には中沢が左越えに2点本塁打を放ち、試合を決めた。弘前工は六回2死から、逢坂と阿保楓の連打で1点を返すなど粘りを見せたが、終盤の失点が響いた。
■熱球譜
強豪相手に確かな手応え 弘前東(2年)須藤玲康(りょうや)投手
八戸学院光星に5点を先取され、五回からの登板。「もう自分しかいない。絶対抑える」。強気で立ち向かった光星打線への大きな武器となったのは、タイミングをずらす得意のスライダー。登板した五回以降、4回を2安打無失点で切り抜けた。
光星は強い。だから常に光星を意識して練習してきた。自分が光星を抑えられるなんて」。試合には負けたが、「自分の投球に自信が持てた」と笑顔がこぼれた。試合後、葛西徳一監督も好投をねぎらった。「須藤はひょうひょうとした軟投派。ナイスピッチングだった」
25日には東北大会出場への「最後の1枠」をかけた3位決定戦を迎える。強豪相手に確かな手応えをつかんだ24日の勢いのまま、見据えるのは次なる大舞台。「いつ登板しても、チームにいい流れを引き寄せます」
出典:毎日新聞
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