青森・秋季野球=青森山田3年ぶりV 八戸学院光星下す。

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 青森)青森山田3年ぶりV 八戸学院光星下す 秋季野球 – 高校野球(甲子園)

秋季県高校野球選手権大会(県高野連主催、朝日新聞青森総局など後援)は25日、青森市の県総合運動公園野球場で決勝と3位決定戦があった。決勝で青森山田が八戸学院光星を3―1で下し、3年ぶり7度目の優勝を決めた。3位決定戦は弘前東が7―5で弘前工を振り切り、初の秋季東北地区大会への出場を決めた。東北大会は10月14日から山形県で開かれる。

力投する青森山田の寺岡龍汰=県総合運動公園▼


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最後の打者を打ち取ると、青森山田の寺岡龍汰(2年)は笑顔で拳を握った。六回から2番手として登板し無失点。「光星に勝てればチームに勢いと自信がつくと思っていた。とにかくうれしかった」

160センチの身長は、ベンチ入り20人で最も小さい。中学3年で身長の伸びが止まったと本人は言う。全身を大きく使い、深く沈み込んで球を放つフォーム。そのせいか、マウンドではより小さく見える。

優勝を決め喜ぶ青森山田の寺岡龍汰=いずれも県総合運動公園▼

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だが、「小さくても大きくても、体をしっかり作れば変わらない」という周囲の言葉を糧に、中学時代から200~300メートルのダッシュ20本を自らに課し、全身の筋肉や体力を鍛えて制球力と球のキレに磨きをかけた。東京から青森山田に入学すると、昨秋にベンチ入りを果たし、今夏の青森大会でも登板した。

気持ちの強さも大きな武器だ。「打力がある。高めに浮いたら打たれる」という光星打線を相手にしても動じず、内角をぐいぐい攻めた。八回2死二塁で光星の主将小池智也(2年)を相手に「甲子園を経験した打者。楽しもうという気持ちだった」。きわどい球をボールと判定されても、笑みを浮かべる余裕があった。

今大会は3試合で13回を投げ1失点。東北大会は昨秋に続いて連覇、そして選抜大会への出場がかかる。「小さいと相手になめられる。でも小さくてもこんなに投げられるというのを見せたい」。これまで通り、強気に投げ込んでいくつもりだ。

出典:バーチャル高校野球(朝日新聞×朝日放送)


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