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青森では自転車活用の観光プランを練っている。それは青函を自転車と海を渡るロマンの旅だ!
青森を自転車で巡る魅力がまだ全国に知られていない。新たな旅行商品の開発を促して国内外に広めたいと意気込んでいる。
自転車で巡る周遊・滞在型観光の普及を目指す「青森県サイクル・ツーリズム推進協議会」は、津軽海峡圏を渡る旅行商品の提案に力を入れている。
各会員企業からは、フェリーを使った「青函を自転車で巡る商品」が生まれた。訪日外国人旅行者の誘致拡大に向け、台湾の旅行会社を招き自転車観光の商品企画を促す事業も計画中だ。
県内の自転車関係団体や自治体などでつくる協議会は2014年の発足以降、自転車愛好者の受け入れ態勢づくりを推進。ことし3月の北海道新幹線開業を受け、本年度は道南地域との連携強化を打ち出した。
趣旨に賛同した協議会メンバーの日本航空は4月、津軽海峡フェリー(北海道函館市)と連携し、自転車愛好者向けプランの提案を始めた。航空券と宿泊施設を自由に組み合わせる個人向けツアー商品で、青森港、大間港と函館港を結ぶフェリーも利用できるようにした。
フェリーと連携した商品の設定は、日航グループでは初の試みという。日航青森支店の黒田智広統括マネージャーは「自転車と海を渡るロマンを味わってほしい」と話す。
協議会は、広域的なサイクルツーリズムが訪日外国人の誘客にもつながるとアピールする方針。7~9月には自転車観光に強い台湾の旅行会社などを招き、津軽海峡圏を案内して魅力を知ってもらう予定だ。
自転車利用者が県内を巡りやすい環境整備も進めている。八つのモデルコースを設定。宿泊施設や道の駅など計約90カ所に空気入れや修理用工具を配備し、利用者が休憩を取れる「ペダルレスト」と位置付けた。県作製のサイクリングマップも備えている。
出典:河北新報
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