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台風10号 青森の被害状況=25万人に避難勧告,停電もなお続いている。
観測史上はじめての台風進路、岩手、青森、北海道を直撃した台風10号は甚大な被害を及ぼした。もはや全国的に地震、災害、台風による被害が日本列島を駆け巡っている。自然の脅威を思い知らされていますが政治的対策もいそがないといけない日本がここにあります。
<台風10号>25万人に避難勧告 青森
30日夜に台風10号が通過した青森県内では、強風や大雨の影響で倒木や道路の冠水が相次いだ。
収穫前のリンゴなどの落果も散見されたが、被害は限定的とみられる。
避難勧告は八戸市全域など9市町村で計11万8144世帯25万7117人を対象に発令された。避難準備情報は青森市全域など17市町村で出され、27市町村で最大1287人が避難した。
県災害警戒対策本部によると、けが人は自宅の屋根から転落して骨折した八戸市の60代男性、風で転倒するなどした八戸市の40代女性と十和田市の50代男性の3人。
住宅への被害は、屋根がはがれる一部損壊や床下浸水などがあり、市町村が調査している。
青森市では30日午後9時すぎ、中心部に近い駒込川の水が堤防を越えた。駒込桐ノ沢地区25世帯63人に避難勧告が出され、消防などがマイクロバスで住民らを一時避難させた。現場付近に住む女性介護士(38)は「道路の水が膝くらいの高さまであった。
初めての経験で、恐怖を感じた」と話した。
このほか、青い森鉄道やJR大湊線、八戸線などで運休が相次ぎ、道路の通行止めも多数発生した。
30日夜に台風10号が通過した青森県内では、強風や大雨の影響で倒木や道路の冠水が相次いだ。
<台風10号>岩手、青森停電続く
東北電力によると、東北6県では8月30日朝から延べ9万6780戸で停電が発生。
31日午後10時現在、岩手県で1万1764戸、青森県で45戸が停電している。
被害の大きい岩手県岩泉町や田野畑村などは土砂崩れで道路が寸断し、復旧のめどは立っていない。
宮城県内では石巻市など5市2町の延べ5203戸が一時停電したが、30日深夜までに全て復旧した。
出典:河北新報オンラインニュース
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