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2016青森特A「青天の霹靂」のおいしい青森流の食べ方!
日本穀物検定協会が毎年「おいしいコメ」を判定する「米の食味ランキング」で、最高評価「特A」のひとつに選ばれた青森県産の「青天の霹靂」。
青森県産の「青天の霹靂」その2016年産米をアピールするイベントが、10月22-23日、東京・青山で開催された。
会場では、ランニングマシーンを走ると、田んぼの向こうから「青天の霹靂」のおにぎりを持った人形が近づいてきてプレゼントしてくれる。米そのものの味を確認できる白むすびと、青森シャモロックやきのこなんばんなど「青森の味」を入れたのりむすびをセットで提供。初めて「青天の霹靂」を味わう消費者にそのおいしさをアピールした。
「青天の霹靂」は「ひとめぼれ」など多くの品種を掛け合わせ、約10年の歳月をかけて開発、昨年秋に本格デビューした。
粒が大きめで食べ応えがあり、ほどよいツヤとやわらかな白さ、しばらく保温していてもつぶれることのない適度な硬さが特徴だ。
昨年は、JAグループなどが設定する、コメ卸会社に販売する相対取引価格で、新潟産「コシヒカリ」を超える値付けになった。消費者の人気もうなぎ登りだ。
米の品種改良は古くから行われてきたが、それが「ブランド米」として消費者が品種を選んで米を食べるようになったのは、1956年「コシヒカリ」の誕生がきっかけだ。
病冷害に強いだけでなく、粘りが強く食味が優れることから「コシヒカリ」は急速に普及、品種別の作付面積では現在も首位に立つ。一方で「ササコシ信仰」とまでいわれ「コシヒカリ」と並び称された「ササニシキ」は、食味には優れるものの、病冷害に弱いことから「ひとめぼれ」に転換されていく。
絶え間ない品種改良が、新しい人気ブランド米を生み、それに刺激を受けて、さらなる品種改良が進む。そんなサイクルの中で、そもそも気温が低く、米作りに適しているとは言いがたかった青森県にも「特A」の「青天の霹靂」が誕生することになった。
2015年産米で「特A」に選ばれたお米は、46品種にも及ぶ。おいしいお米ばかりで迷ってしまう。何を選ぶべきか? それぞれ粘りや味わいに特徴があるので、それを把握した上で、生活スタイルや家族構成などに合わせて選ぶといいだろう。
そのためにはまず、食べてみること。今回のようなイベントや店頭の試食会などの機会を利用して、まずはその味を確かめてみよう。
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