イルカウォッチングコース

5月3日から6月18日までの約1カ月半、1日1便運航する予定。脇野沢港発着で、港から半径12キロの範囲内にイルカがいそうな場所を探しながら航行する。所要時間は1時間。

毎年春ごろ、陸奥湾に回遊してくるカマイルカは、むつ市脇野沢の周辺に高い確率で現れることが各種研究で分かってきている。市はこのカマイルカを観光や教育に生かし、地域活性化につなげようと、さまざまな事業を計画。その一環で、ドルフィンウオッチングができる航路の新設を東北運輸局に申請していた。

むつわんイルカふれあい協議会

市は今後、地元漁協や商工観光などの関係機関・団体が参加する「むつわんイルカふれあい協議会」で、コースの運航ルールづくりなどを進める。

下北ジオパーク&ドルフィンウオッチング

市観光振興課の金浜達也課長は「下北ジオパークとともに、ドルフィンウオッチングを通じて、下北の豊かな自然を楽しんでもらえるような仕掛けを考えていきたい」と話した。