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桜のお花見に使う額、全国一は青森県…理由はカニ?
アンケートは、同社が毎年、花見の季節に合わせ、質問項目を一部変更しながら行っている。今年は3月上旬、花見に行く回数や目的地への所要時間など9項目について、スマートフォン向けのアプリで尋ね、延べ約7万3300人から回答を得たという。
それによると、花見にかける平均予算額は青森県が3167円で、全国平均の2237円よりも930円高かった。2010、13、14、15年にも平均額でトップになっているという。このほかの項目でも、「花見を楽しむ時間」(平均2・3時間、3位)「場所取りにかける時間」(同5・1時間、4位)「花見に行く回数」(同1・7回、7位)などが上位に入っていた。
同社の担当者は「弘前公園などのサクラの名所があり、花見が県民に根付いているとみられる」とし、予算額が高い理由について、津軽地方を中心にトゲクリガニが花見に欠かせない味覚となっていることなどを挙げ、「食事に一定額を確保する習慣があるのではないか」と分析している。