AOMORI 宇宙飛行士「金井さん」=「武道の精神」宇宙で生かす!@12月17日

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AOMORI 宇宙飛行士「金井さん」武道の精神、宇宙で生かす=「残心」の教えを実験にも活かすと抱負を語った!

異色の日本人宇宙飛行士が誕生する。多くの日本の武道を経験し、そして青森の道場で居合道の稽古にも真剣に取り組み宇宙飛行士であり武道家である金井さん、日本の武道の精神を宇宙道なる道を開いてくれるのではと同じ日本人にとっても興味深いですね。未知なる宇宙の中で平常心をもってミッションに取り組むことと思います。まずは本日のロケット打ち上げ成功を御祈りします。
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17日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)に向け出発する。金井さんは高校時代から合気道や弓道など、さまざまな武道に親しみ、中でも海上自衛隊時代に始めた居合道は、宇宙飛行士になってからも稽古を継続。「武道にある日本人としての考え方や生き方が、ISSのようにさまざまな国の人たちが一緒に働く中で、ユニークな価値を与えるのではないか」と話す。

宇宙飛行士に認定された直後、海上自衛隊時代に居合道を学んだ五戸敏明さん(左)の道場を訪れた金井宣茂さん=2011年7月、青森県八戸市

金井さんが居合道を始めたきっかけ

医官として自衛隊大湊病院(青森県むつ市)に勤務していた2004年。隣接する海自航空基地に所属し、隊員らに居合道の指導もしていた五戸敏明さん(63)が診察を受けに来た際、以前から興味を持っていた金井さんが声を掛けたのがきっかけだった。

海上自衛隊時代の金井宣茂さんに居合道を教えた五戸敏明さん=11月5日、青森県八戸市

〔写真特集〕宇宙飛行士・金井宣茂さん~元海自医官、ISSに長期滞在~

居合道を熱心に稽古を重ねる。

「インテリのイメージで、背が高くて痩せていたので、初めは大丈夫かなと思った」。心配した五戸さんだったが、大湊では週2、3回指導を受け、五戸さんが同県八戸市に転勤した後も2時間かけて通うなど、熱心に稽古を重ねた。1年半後に初段を取り、「習い事は素直さが大事。素直で謙虚だから居合の上達が早かった」と振り返る。

教えを受けた中で、金井さんが宇宙飛行士の仕事で生かしているのが「残心」。相手を倒した後も、他に敵がいないか油断しないようにするという考え方だ。

金井さんは「宇宙はいつ不測の事態が起きるか分からない。複雑な実験を終えて安心した後、サンプルをしまい忘れ失敗したケースもある」と指摘。「残心の心で油断なく細かな仕事をすることで、他の飛行士にも良い影響を与えられる」と強調する。
 「米国でも訓練で忙しい中、合間を見つけて稽古を続けていると聞き、うれしかった」。自衛隊を退職後、八戸市内で居合の道場を開いている五戸さんは「宇宙飛行士というと、本当に遠い存在だが、実現したのはすごい。その中で居合がいくらかでも役に立ってくれれば」と活躍を願った。(2017/12/14-05:07)

出典:JiJi.COM

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