AOMORI「トリエンナーレ」開幕!≪版画文化の継承≫

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版画文化の継承・青森「トリエンナーレ」開幕!自由な世界観芸術集う

開催日程:2月3~18日

青森市出身の板画家棟方志功(1903~75年)を生んだ版画文化を継承しようと、3年に一度の芸術祭「AOMORIトリエンナーレ」が20日、市内で開幕した。

会 場

国際芸術センター青森

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の2会場

両会場の展示は3月4日まで。入場無料。従来の公募部門は「クラシカル部門 棟方志功国際版画大賞」となり、2月3~18日、県立美術館で入選作69点を展示する。

遺伝情報を基に同性カップルの家族を表現した作品に見入る来場者=青森市の国際芸術センター青森

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7回目となる今年は、版画の枠にとらわれず現代美術の創作を続ける国内外のアーティストを招請する「アンリミテッド部門」を創設。国際芸術センター青森と青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の2会場で、「PRINT(プリント)」をテーマにした計5作品が公開された。
 このうち、長谷川愛さん(東京)は、実在する同性カップルの遺伝情報から2人の子どもの容姿や性格を想像した家族写真をCGで表現。技術が進み同性間の子どもの誕生が可能になった場合、倫理的に人工授精との違いがあるのかどうかを問い掛ける。来場者は作品の独特な世界観を興味深げに鑑賞していた。

出典:河北新報

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