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三陸復興国立公園内の階上岳(青森、岩手両県、740メートル)に2カ所の展望デッキが完成した。
青森県階上町などの要望を受けて環境省が昨年秋から整備した。
山頂付近には先端が弧状の幅6メートル、奥行き4メートルの木製デッキを建設。同町にある大開平(625メートル)では石材を使い、幅14メートル、奥行き5.5メートルの階上岳の説明や眺望を説明する案内板も設置。大開平に続く車道の途中には案内標識も立てた。総事業費は約2880万円。ほぼ半円状のデッキを設けた。
大開平で4月末にあったお披露目式には、東北地方環境事務所や町関係者、地元住民ら約40人が参加。浜谷豊美町長は「ここからの眺めはすばらしい。自然を堪能してもらえると思う」とあいさつした。
天候次第だが、両デッキからは太平洋や八戸市の市街地などを一望できる。大開平付近はヤマツツジが群生し、今月下旬からは見頃を迎えた花と景色を一緒に楽しめるという。
出典:河北新報
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