まだデータがありません。
青森大薬学部の清川繁人教授(生物学)の研究室がイルカの出現情報を発信するICT「青森・陸奥イルカ情報」を開設した。
陸奥湾を航行する、青森県内のフェリー会社2社から春から夏にかけて下北半島や陸奥湾周辺を回遊する情報提供を受け、原則毎日更新。
▼フェリーからの「イルカウオッチング」の魅力をPRし、フェリー客や青函圏の観光客拡大につなげる考えだ。
陸奥湾周辺などでは4~7月、体長2メートル前後の小型で活発にジャンプするカマイルカ、ネズミイルカなどが数多く回遊。多い時には300頭を超す大群をフェリーなどから見ることができる。ただ、イルカは餌を追って移動するため、常に確認することは難しく、出現海域などの情報が求められていた。
情報提供するのは蟹田―脇野沢を運航するむつ湾フェリー(外ケ浜町)と、青森―佐井を運航するシィライン(青森市)で、サイトは1日から運用開始。下北半島などを1日2往復する両社の情報をもとに、海域ごとに何頭ぐらいのイルカがいたのかを「大群」「数頭~数十頭」「観測なし」の3段階で公開。このほか、クジラや、シャチ、オットセイなどの出現情報も掲載している。
津軽海峡フェリー(函館)と青函フェリー(同)が運航する青函航路も一部区間が下北半島周辺に入るため、青函圏を周遊する観光客にも同サイトが活用されそうだ。青函航路でのイルカウオッチングを開催している津軽海峡フェリーは「イルカは今後の旅客拡大のための有力な観光資源」と説明、青函圏でのイルカウオッチングの人気の広がりに期待する。
清川教授は「サイトを活用して、今後青函地域でイルカ見学ツアーが盛んになってほしい」と話す。
イルカ・サイトのアドレスは http://www.dolphin.aomori.jp/
青森のイルカについて野生のイルカの生息地として、ハワイやグアムなど、南の島をイメージするかもしれません。
ところが、カマイルカという小型で活発にジャンプするイルカは、春から夏にかけて青森県の中央部にある陸奥湾を回遊し、多い時には300頭を超える大群をフェリー船上からウォッチングすることができるのです。
イルカはエサのイワシを追って移動していますので、その日どこにいるのかわからないのですが、陸奥湾では㈱むつ湾フェリーやシィライン㈱が1日2往復の定期船を運航していますので、2社より各便での情報を提供いただき、当ホームページからタイムリーなイルカ目撃情報を発信することにいたしました。
出典:どうしん
AOMORI Online latest information
スポンサードリンク