「青森県がん死亡率」14年連続で全国ワースト1位,残念!

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非常に残念「がん死亡率」青森県14年連続全国最下位

人口10万人当たり何人ががんで死亡したかを示す2017年の青森県の75歳未満年齢調整死亡率は88.9となり、04年から14年連続で全国最悪だったことが19日、国立がん研究センター(東京)のまとめで分かった。主要部位のうち、大腸と乳房が全国ワースト、胃が同2位、肺が同3位となるなど、依然として深刻な状況が続いている。

がん死亡率 青森県14年連続全国最下位

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部位別のがん死亡率で最下位だったのは、「大腸」が13・5人(1・1人減)で12年連続、「結腸」が8・2人(0・2人減)で4年連続、「胆のうおよび他の胆道」が3・6人(0・3人増)と2年連続。

県内の男女別では、男性が115・0人(6・9人減)、女性は66・4人(2・8人減)。女性では46位の北海道との差が0・3ポイントまで縮まった。

全国平均は男女合わせて73・6人で青森県との差が15・3人と、前年差の17・2人から1・9人改善した。46位の鳥取県との差は2・9人だった。

さらに、女性特有のがんにも依然として課題が多い。全国で最下位だった「乳房」は13・9人(1・7人増)、43位の「子宮」は6・2人(1・2人増)、「卵巣」も最下位で4・9人(0・8人増)といずれも前年より悪化している。

75歳未満年齢調整死亡率は、75歳以上でがんで亡くなった患者を統計から除くことで、壮年期のがんによる死亡を高い精度で把握するための指標。

県は昨年度策定した「第3期がん対策推進計画」で、取り組み状況を把握する指標の一つを75歳未満年齢調整死亡率と位置付け、23年度までに81・3人まで抑える目標を掲げている。

同課の菊地猛課長は「今の減少ペースで行けば目標に届くのではないか」と予測し、「受診勧奨などにさらに力を入れていく」としている。                

出典:デイリー東北

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