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全国ワースト「短命県」脱却へ 青森市「寿命延伸フェア2019」開催!
平均寿命が全国でも短い「短命県」脱却につなげようと、青森市は14日、同市新町の男女共同参画プラザで「あおもり健康寿命延伸フェア」を開いて健康診断や健康相談を受け付け、来場者に健康情報を啓発した。
厚生労働省の「都道府県別生命表」では2015年の県内の平均寿命は男性が78・67歳、女性が85・93歳で、いずれも全国ワーストにとどまり、健康課題の克服が急務となっている。
同フェアでは血圧や血糖値のほか、脳年齢や骨密度、体組成などを測定。食生活や糖尿病の療養、禁煙などの相談を受け付け、会場は家族や友人連れの来場者でにぎわった。
同市の小野寺晃彦市長は地域ごとの健康診断の受診率などのデータや、運動講座などの取り組みを紹介し、「皆で一緒に続けるのが健康作りの秘訣(ひけつ)。地域での活動に顔を出していただければ」と話した。
県立中央病院の健康推進室の西村司主幹は、「運動はどんな薬よりも体に効きます」と、その場でできる簡単な運動を紹介。お笑いコンビ「キューティーブロンズ」の2人と共に体操を行って、会場を盛り上げた。
同市保健所の健康寿命対策室の佐々木正幸室長は、「体が悪くなってから病院に行くのでなく、早期に健康診断を受け、健康を意識してほしい」と呼びかけた。
健康診断を受診した同市の無職、宮﨑三男さん(90)は「診断が満足のいく結果で良かった。人生100年時代、食生活にも気を配りたい」と話した。
出典:毎日新聞
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