シンガポール神田わだつみで「青森県水産物セミナー」を開催

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海外にいけるジャパン・ブランドの海産物の認知度アップと輸出増加をめざし全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)は10月3日、シンガポールで青森水産物セミナーを開催した。

今回の青森水産物セミナーでは、JF青森漁連の熊木正徳参事が講師を務め、本州最北端に位置し、太平洋、日本海、津軽海峡、陸奥湾という4つの海に恵まれた青森県の水産物を紹介。

青森の水産物は海の自然環境にめぐまれ、新鮮、品質、味はお墨付きといえるでしょう。日本の鮮魚の取り扱いの技術は世界をリード。

数ある水産物の中から、青森天然ヒラメ(通称青天ヒラメ)をはじめ、ホタテ、スルメイカ、「海のダイヤ」と呼ばれ世界的に有名な津軽海峡のクロマグロ、十三湖のヤマトシジミについて解説が行われた。

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レストラン神田わだつみ(Kanda Wadatsumi Japanese Dining)


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「八甲田山の水で育ったホタテは、甘味あり高品質なホタテとして知られています。特に今年は甘みがよく、いいホタテがとれました。また深浦産のクロマグロはほどよい脂ののりとしっとりとした赤身が特長で、まさに今が旬です」。また、青森県の海産物の特長として、北方および南方の魚も獲れることが挙げられるという。「日本では瀬戸内海などで知られるサワラは青森が北限です。また、沖縄産が有名なモズクですが、青森でも天然の歯応えがいいモズクが獲れます」。

セミナーのあとは、青森県産の水産物をつかった料理の試食会が行われた。日本一の漁獲量を誇り、県の魚にも指定されているひらめは、薄造り、握り、唐揚げの野菜あんかけの3つの料理がふるまわれた。ひらめは獲れた後に暗い水槽に置くことで魚をリラックスさせることで、身のうまみ成分を回復させるなど工夫がされており、新鮮さはもちろん、ほんのりとした甘さが楽しめる。

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試食会ではそのほか、ホタテ貝ヒモ煮浸し、ホタテ貝カルパッチョ、ホタテ貝炊込みご飯、しじみ味噌汁、するめいかソーメン、するめいか塩辛、深浦まぐろ刺身、深浦まぐろヅケ握りが提供された。

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神田わだつみでは、10月17日まで青森フェアを実施中。また11月7日(土)に「九州4県(鹿児島、大分、宮崎、福岡)水産物セミナー」が予定されている。

神田わだつみウェブサイト

http://www.kanda-wadatsumi.sg/

出展:  シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP

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