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3月20日に開幕する第88回選抜高校野球大会、注目チーム「青森山田」を紹介!
第1回大会覇者や連覇を目指すチーム、ブランクを経て出場するチームなどその顔触れは多彩だ。今大会、注目を集めるチームを紹介する。それが「青森山田」
重りを使ってトレーニングする青森山田の選手たち
青森山田 地元の球児、中高で育成
青森山田高の野球部合宿所には「野球の前の『野球』」と書かれた紙がそこかしこに掲示されている。
野球以前に、あいさつや話し方、日常生活のマナーが大切という教えで、冒頭の三浦部長の指導もその一環だ。
甲子園出場が春夏12回となる同校は規律や礼儀の教育を重視する一方、首都圏などの大学への進学実績も向上。
スポーツだけでなく進学にも秀でた高校としての評価が高まり、青森県内からの入学者が増えつつある。
今年は青森県出身は6割超
今年度在籍する野球部員76人のうち、青森県出身は6割超の48人。以前は甲子園出場を熱望した関西出身者が多く、地元組は半数未満が常だった。
結果、中学生の逸材が他県に「流出」することが多く、青森山田をはじめ県内高校関係者は悔しい思いをしてきた。
青森山田リトルシニアの存在
流れが変わったのが2001年、中学を併設した青森山田に、中学の硬式野球部「青森山田リトルシニア」が発足してから。同チームの全国大会での活躍に刺激され、県内にリトルシニアチームが急増。
中学から硬球を握って力をつけた生徒が県内高校に進学するようになった。リト青森山田ルシニアを率いて実績を残した兜森監督は昨夏、教え子も所属する高校の野球部に転じた。
雪深い青森の出身者の活躍に期待
11年前のセンバツ初出場時、ベンチ入り18人中、県内中学出身者はわずか3人。今回は10人を超える。
選手時代に経験できなかった甲子園の舞台を踏む兜森監督は「雪深い青森の出身者が多い中で、どうやって初戦を乗り切っていくか」と開幕に照準を合わせる。
出典:毎日新聞
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