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青森 南部町 現金支給で飲食店を支援 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大の影響が深刻な飲食店を支援しようと、青森県南部町は、店に現金を支給する独自の支援策を打ちだしました。
南部町が独自に打ちだした現金給付の対象となるのは、先月と今月の売り上げが、前の年の同じ月に比べて30%以上減少している町内の飲食店です。
町は売り上げの減少分を現金で給付するとしていて、上限の額については店の規模や営業の実績に応じて、月に18万円から3万円となっています。
申請は2020年4月21日から町役場の商工観光課などで受け付けられ、締め切りは、今月27日と来月18日の2回設けられています。
役場の窓口などで配布している申請書に記入し、収入のわかる帳簿の写しなどと一緒に提出すれば申請でき、早ければ来月初めに支給されるということです。
町は、およそ40の店に現金を給付すると見込んでいて、町の財政基金を取り崩し、およそ1300万円を補正予算に計上することにしています。
南部町の工藤祐直町長は「国の支援の実施がいつになるのか見えてこないなかで、特に深刻な影響を受けている飲食店業者に安心してもらうためにスピード感を持って取り組むことにした。感染拡大の防止が最優先だが、経済対策についても合わせて進めていきたい」と話していました。
出典:NHK
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